2021年07月29日

スイッチ交換

焦げ臭いので開いてみたら




焦げてます。

これは危ない。

すぐ交換です。  


Posted by 細田塗料株式会社 at 19:39Comments(0)

2021年07月28日

排ガステスター納品

HORIBA 自動車排ガス測定器 MEXA-324M

認証取得のため、購入していただきました。

ありがとうございました。


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 05:29Comments(0)

2021年07月27日

キャビネット納品

こんなでかいキャビネット納品するの初めてです。


デカいし重いしビビりながら車に載せてきました。



全部降ろすだけで1時間かかりました。

一部しか映ってませんがもっとデカいです。

ありがとうございました。


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 08:26Comments(0)

2021年07月25日

令和3年石川県の怖くない話⑥


夕食は夫と子供たちの好きなカレーにしよう。

仁美さんは足りないカレーの食材を買いにスーパーに行った。

が、スーパーで一番会いたくない人に会ってしまった。

ママ友の鈴木さんだった。

人一倍図々しい鈴木さんを

仁美さんは嫌っていた。

鈴木さん「あら仁美さん こんにちは」

仁美さん「ああ どうも」

鈴木さん「晩御飯の買い物?」

仁美さん「そんなとこです」

鈴木さん「あ、そういえば仁美さんの家 ここから近いわよね ちょっと寄って行って良い?」

仁美さん「え? いやちょっと」

と言ったものの図々しい鈴木さんは強引に仁美さんの家に入ってきた。


家に入いるなり鈴木さんはトイレに駆け込んだ。

「ビビビ・・・・ブリブリブリ・・・」

トイレからものすごい音が響いてきた。

清々しい顔でトイレから出てくる鈴木さん。

鈴木さん「あ~すっきりした。朝からお腹の調子が悪くてっさ~、でもってあそこのスーパー、ウォッシュレット無いから嫌なのよね~」

「家まで我慢しろよ」仁美さんは思った。

鈴木さん「じゃコーヒーお願いね。ティータイムにしましょう」

「こいつはなんでこんなに図々しいんだ」と仁美さん。

お茶の用意をしながら仕込んでいたカレーの
準備を始めた。

カレーの良い匂いがする。

その匂いを引かれてキッチンに鈴木さんが入ってきた。

鈴木さん「あらカレーなの 美味しそうね」

仁美さん「あの、もうすぐお茶入れますから リビングで待ってて下さい」

仁美さんは鈴木さんをキッチンから追い出した。

それからリビングで2人でお茶を飲んでいると鈴木さんが、

鈴木さん「ねぇ 今夜はここでカレーパーティしない? うちの主人と子供達もカレー大好きなのよ」

仁美さん「え? 無理ですってそんな大人数分も作ってないし」

鈴木さん「大丈夫よ 今から増やせば」

するしないで押し問答しているうちについに仁美さんがキレた。

仁美さん「もういい加減にしてください! 前々から言おうと思ってましたけど鈴木さん図々し過ぎます!!」

鈴木さん「はぁ? 何言ってんの 仲良くしてやってるのに何その言い方は!」

鈴木さん「もういい 帰る!」

仁美さん「どうぞご自由に」

鈴木さん「じゃ帰る前にトイレ貸して!」

なかばキレ気味に鈴木さんはリビングから出て行った。

なかなかトイレから戻ってこない鈴木さんを待つ仁美さん。

しばらくすると玄関のドアが開く音が聞こえた。

どうやら帰ったようだ。

なんの挨拶も無しに帰るなんて・・・
まぁいいわ これでもう関わらなくていいかも。

仁美さんはちょっと気が楽になった。

     ~~~その夜~~~

仁美さんの旦那「お! 今日はカレーか」

子供達「わー やった~ カレーだ~」

カレー皿に大盛に盛られたカレーを口いっぱいに頬ばる子供達と旦那さま

仁美さんは家族でいる事の幸せを噛みしめた。



その日のカレーは何故だか苦かったと言う。


  


Posted by 細田塗料株式会社 at 18:22Comments(4)

2021年07月15日

令和3年石川県の怖くない話⑤

「お客様感謝デー」


精肉店を営んでいる山田さんは

奥さんと2人で店を切り盛りしていた。

店頭には惣菜コーナーもありコロッケやメンチカツ、

夏には店舗前でステーキを焼いていた。

人気のお店でステーキを焼き始めると行列が出来るくらいだった。

山田さんがステーキを焼いて

焼きあがったをステーキを

奥さんがパックに入れて

お客さんに渡すスタイルだった。

そんな山田さんの趣味はロト6を買う事だった。

と言っても山田さんが直接買うわけでは無く

奥さんに毎回自分で選んだ番号を伝え、

奥さんが宝くじ売り場へ買いに行っていた。

当選番号も自分では調べず全て奥さんに新聞を見てもらって

当たったかどうかを聞いていたのだった。

~~~ある朝~~~

山田さん「おい 昨日のロト6どうだった?」

奥さん「相変わらずハズレばっかりよ」

山田さん「そうか 次に期待だな」

奥さん「もうそろそろやめたら? 当たらないわよ」

山田さん「買い続けて今年で9年か・・・そうだなぁ、あと1年だけやらせてくれ」

ロト6は週に2回抽選があるので一か月で8~10回、毎回5口1000円分買うので

ひと月に8000円~1万円、年間で12万円、

ここ9年間で108万円をロト6に突ぎこんでいた。



~~~それから1年後~~~


ロト6を買い始めて10年経った。

5等以外当たった事は無かった。

山田さん「買い始めてもう10年になるか・・・全然当たらないな」

奥さん「そうよ もうそろそろ潮時よ」

山田さん「よし、わかった・・・・もう辞める」

山田さんがそう言うと

奥さんは引き出しから封筒を取り出し

山田さんに渡した。

山田さん「なんだこの封筒?」

奥さん「開けてみて」

山田さんが封筒を開けると中には1万円の札束が入っていた。

数えてみると120万円分あった

山田さん「どうしたんだ このお金」

奥さん「あなたが今までロト6につぎ込んだお金よ」

奥さん「実は買ってなかったの どうせ当たらないと思ってタンス貯金してたのよ」

奥さん「実際当たらなかったから買わなくて良かったでしょ」

奥さん「元々無いお金なんだからこのお金で2人で旅行でも行きましょうよ」

山田さん「お前ってやつは・・・」

山田さんは複雑な表情をしていた。





~~~~3日後~~~~

山田さんのお店で「お客さま感謝デー」と称して

ステーキを無料で配るサービスが始まった。

開店と同時に大行列だった。

一人でステーキを焼いてパックに入れ、

満面の笑みでお客さんにを渡す山田さんの姿は

まるで仏様のようだったと言う。

  


Posted by 細田塗料株式会社 at 05:16Comments(3)

2021年07月08日

令和3年石川県の怖くない話④



「謎のママ友」

マユミさん(既婚)が仲の良いママ友4人で

マユミさんの家の前でいつものように何気ない井戸端会話をしている時の事だった。

ママ友の1人の洋子さんが突然、

洋子「私 夫の都合で引っ越す事になったから」

一同「え~~、ちょっとビックリなんだけど 旦那さんの転勤?」

そう言うと洋子さんは

洋子「まぁ、ちょっとね」と言って寂しそうに帰っていった。

それから1週間ほどして洋子さん一家は引っ越して行った。

そんなある日、

3人になったママ友でファミレスでランチをする事になった。

ママ友の一人のA子さんが

A子「そういえば洋子さん なんで引っ越したのかな? 最後まではっきりした理由言わなかったよね」

B子「ほんとだね マユミさんは何か聞いてないの?」

マユミ「聞いてないよ。」

B子「そうなの? マユミさん、洋子さんと一番仲良かったんでしょ?」

マユミ「え?そんな事ないよ? A子さんと仲良いんでしょ?」

A子「え?違う、違う B子さんと仲良しじゃないの?」

B子「違うってば」

一同「・・・・・・・・・・・・・」

そういえばいつから洋子さんはこのメンバーに入っていたんだろう

よく考えると最初は洋子さんを除く3人だったような気がする

いつの間にか洋子さんが入って4人になったんじゃないかな

とりあえずこの日はこれでお開きとなった。

マユミさんは今夜の食事を買うのにスーパーに行った。

「今夜はお刺身にしよう」

そう思って鮮魚売り場に行こうとした時に

惣菜売り場で唐揚げの試食をやっていた。

店員「唐揚げどうですか?美味しいですよ」と言っているが

マユミさんは今夜は刺身と決めていたので通り過ぎようとしたが、

店員「今夜は唐揚げにしなさい 刺身はやめておいた方が良い」

なぜこの店員は私が刺身を買おうとしているのを知っているんだろう・・

それまで刺身で決めていたマユミさんは店員の言葉通りに唐揚げを買ってしまった。

「私なんで唐揚げにしたんだろう」と心の中で思いながら

マユミさんは唐揚げを作った。

夜になって 夫が帰ってきた。

夫「お、今夜は唐揚げか 美味そうだな」

マユミ「そうなの お刺身にしようとしたんだけど唐揚げにしちゃった」

マユミ「あ、それとママ友だった洋子さんなんだけど・・・」

と 洋子さんが誰の知り合いでもなかった事を夫に話した。

そう言うと夫は口を大きく開けて

一番でかい唐揚げを口いっぱいに頬張った。

夫の口の中は唐揚げでいっぱいになってる。

グチャグチャと唐揚げを咀嚼している音が聞こえ、

ゴクリと

飲み込む音がリビングに大きくコダマした。

夫の喉をゆっくりと通り過ぎていく唐揚げの塊を見て

マユミさんは号泣した。



  


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